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ニュースリリース

ふるさと元気プロジェクト
南房総市千倉産「食べられる花」からスキンケア製品の原料を抽出
~マリー・アントワネットが愛した「ヤグルマギク」など食用花を「美容エキス」に~2010.07.16

当社が推進する「ふるさと元気プロジェクト」活動の一環として、南房総市千倉で育った「ヤグルマギク」や「キンセンカ」など食べられる花として話題の「エディブルフラワー」から、美容成分豊富で、多種多様に利用可能な化粧品原料の開発に成功いたしました。

「食べられる花」から化粧品原料の開発へ

サティス製薬は、日本全国で化粧品原料となり得る安心・安全な国産素材を探し回る中、「花の町」として知られる南房総市千倉の「食用花」に辿り着きました。この南房総市千倉には、食用花を栽培している「農業組合法人南総えころじー」という組織団体があります。今までの観賞用切り花栽培は、流通は主に卸・商社を媒介しており、栽培農家にとっては経済的に厳しい部分がありました。この団体は、自分たちで工夫して新しい商品開発を行い、新たな販路を広げ、そこから町おこしに繋げたいという想いから結成されたのです。
この「食用花」を栽培している生産者との出会いは、当社が推進する「ふるさと元気プロジェクト」のコンセプトである「日本全国の稀有な素材やこだわりの手法で農業や漁業を営む生産者を応援したい」に合致するものでありました。是非「安心・安全な食用花から化粧品原料を」と生産者の方々との交渉の末、プロジェクトにご賛同頂いた生産者のご協力のもと「食用花」の原料化研究が開始され、この度原料の抽出に成功したものです。

食べられる花「エディブルフラワー」の特徴

食用花は「エディブルフラワー」とよばれており、西欧ではスパイスやハーブのように用いられ料理に彩りを添えてきたという長い歴史を持っています。古代エジプトの女王・クレオパトラは、華やかな香りのダマスクローズをこよなく愛し、香油として用いるのみならず、その花を食したとも伝えられています。また、マリー・アントワネットがヤグルマギクをこよなく愛したという話は有名です。この花は欧州では紅茶の香料として、また薬草として利用されています。
食用花のいくつかは、皮膚の美容に関するハーブとして利用されてきました。個々に効能があり、例えば南ヨーロッパ原産のキンセンカ(カレンデュラ)は、洗面器に花を浮かべて洗顔するカレンデュラ洗顔にはじまり、火傷や切り傷など皮膚トラブルの治療には欠かせない存在です。最近では、カレンデュラのハーブティーに、デトックス効果や女性ホルモン様作用などの効果が実証され、注目が集まっております。食用花の背景として、いつの時代も「花のように美しくなりたい」という女性の願いが込められているのでしょう。
サティス製薬では、これら食用花の中でも古くから薬用として知られている、皮膚への効能が豊かなキンセンカとヤグルマギクに注目いたしました。食用花に含まれる色素、精油成分、ビタミンや天然ミネラルは、皮膚や髪への直接的な効能も十分に期待できます。さらに、加工品を作る際に廃棄してしまう花芯の部分は脂溶性ビタミンが豊富と考えられるため、今後これらの有効活用も検討してまいります。

今後の展開

サティス製薬では、「エディブルフラワー」から抽出したビタミン・ミネラル豊富なエキスを、安心・安全かつブランドに彩りと、ストーリーを与えるエキスとして多様な製品への展開を提案致します。

また、サティス製薬では「ふるさと元気プロジェクト」と称しまして、新たな国産素材を原料とした化粧品の開発に着手し、今後3年間で化粧品原料となり得る国産素材の100種類開発を目指しております。地域生産者や産地の商工会議所、化粧品販売メーカー、取扱販売店などの様々なパートナーとの協力関係を構築し、消費者により安心・安全な化粧品を流通させることで、化粧品を通して日本全国の「ふるさと」活性化に貢献してまいります。