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実験動物を用いずに化粧品や原料の安全性を 評価する安全性試験の受託サービスを提供開始2016.07.22

実験動物を用いずに化粧品や原料の安全性を評価する
安全性試験の受託サービスを提供開始

化粧品開発で重要な「皮膚一次刺激性」「眼刺激性」「光毒性」の3つの試験評価が身近に

「ヒトと地球をもっと綺麗に、ずっと綺麗に」をスローガンに、植物を独特に活用した化粧品の開発とOEM製造を行う株式会社サティス製薬(代表取締役:山﨑智士、本社:埼玉県吉川市)は、化粧品の安全性を評価する試験サービスを7月13日より受託開始致しました。実験動物を用いずに、化粧品や中間バルク・原料など幅広い対象物の安全性試験(以下の基本3点)を低価格で受託し、安全性の確認をもっと手軽に行える環境を提供して参ります。
※基本3点: 皮膚一次刺激性、眼刺激性、光毒性


受託試験開始の背景

毎日使用する化粧品は、継続利用の観点から、様々な側面における安全性を確認する必要があります。さらに昨今においては、安全性に対する社会の関心も高まり、企業の品質保証も併せて高く求められるようになっております。 そこで当社は、化粧品開発において重要な3つの安全性試験項目に対し、低コスト且つ高精度に提供することを可能としました。
被験物質が皮膚に接触しておこる刺激性を評価する「皮膚一次刺激性試験」、眼に入った場合に生じる刺激性を評価する「眼刺激性試験」、被験物質が太陽光にさらされた時におこる皮膚の反応を評価する「光毒性試験」の3つになります。
今後は、自社の開発製品だけではなく、化粧品メーカーや原料メーカーなど様々な化粧品業界の企業へ、試験サービスの提供を行って参ります。

▼安全性試験受託サービスサイト
http://www.saticine-md.co.jp/exam/

安全性評価試験受託サービスの内容

試験内容 <皮膚一次刺激性試験>
in vivo‐ヒトパッチテスト
パッチテストは、製品や原料などが皮膚に与える刺激を評価します。 サティス製薬では、24時間閉塞ヒトパッチテストを行っております。

in vitro‐ヒト三次元培養表皮モデルを用いた一次刺激性試験
一次刺激性試験は、被験物質に接触した皮膚の刺激性を評価します。 サティス製薬では、ヒト三次元培養表皮モデルを用いて、実験動物を使用しない代替法である一次刺激性試験を行っております。OECDテストガイドライン439に収載された試験法です。

試験内容 <眼刺激性試験>
in vitro‐SIRC細胞を用いた細胞毒性試験
眼刺激性試験は、眼に入った被験物質の刺激性を評価します。 サティス製薬では、SIRC細胞を用いた代替法であるSIRC細胞毒性試験を行っています。OECDテストガイドライン491に収載された試験法です。

試験内容 <皮膚一次刺激性試験>
in vitro‐ROSアッセイ
光毒性試験は、紫外線を含む日光存在下で被験物質が皮膚に接触する場合の刺激性を評価します。 サティス製薬では、活性酸素種の発生を指標としたROSアッセイを用いて評価します。ROSアッセイは、偽陰性の少ない優れた試験です。公的なガイドライン(「医薬品の光安全性評価ガイドラインについて」(薬食審査発0521第1号、平成26年5月21日))でも紹介されています。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社サティス製薬 管理部 広報担当 高橋夏希
TEL:03-5646-2434 
FAX:03-5646-2435
E-mail:n-takahashi@saticine-md.co.jp