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国産食用花ナスタチウムの花弁から
「I型コラーゲン産生促進作用」
「I型コラーゲン分解酵素活性阻害作用」を有するエキスを開発2017.03.16

肌のハリや弾力などのエイジングケアへの対応を期待

化粧品の開発とOEM製造を行う株式会社サティス製薬は、食用花ナスタチウムの花弁から「I型コラーゲン産生促進作用」及び「I型コラーゲン分解酵素活性阻害作用」を有するエキスを開発しました。この新規化粧品原料は、肌のハリや弾力などのエイジングケアへの対応が期待できます。

ナスタチウムエキスに「I型コラーゲン産生促進作用」
「I型コラーゲン分解酵素活性阻害作用」を確認

ナスタチウム(学名:Tropaeolum majus)は、南米高地を原産とするノウゼンハレン科の植物です。強壮効果がある薬用植物として歴史的に人々に利用されてきました。花弁は豊かな色彩を持つことから、食卓に彩りを与える食用花としても利用されています。

高地は、紫外線が強く降り注ぐ厳しい環境です。高地原産のナスタチウムの鮮やかな花弁には、紫外線によって発生する活性酸素を消去する黄色系の色素成分カロテノイドや紫色系の色素成分アントシアニン、その他クロロゲン酸、ビタミンCなどの、いわゆる抗酸化物質が含まれていると報告されています。一方、紫外線によって発生する活性酸素は、しみやしわの一因です。そのため、抗酸化成分を含むナスタチウム花弁には、しみやしわの改善といった抗老化作用が期待されます。

この度、サティス製薬が国産ナスタチウム花弁より抽出した「フィトログ 食用ナスタチウムエキスB」は、コラーゲンを作り出す「I型コラーゲン産生促進作用」及び、コラーゲンの減少を抑える「I型コラーゲン分解酵素活性阻害作用」を有することを確認しました。

皮膚細胞である線維芽細胞に由来するコラーゲン量は加齢などにより減少してしまいます。皮膚コラーゲンの90%を占めるI型コラーゲンの減少を防止することは若々しい皮膚構造の維持につながるため、当原料は肌のハリや弾力などのエイジングケアへの対応が期待できます。

今後の展開

今回開発した化粧品原料「フィトログ 食用ナスタチウムエキスB」は、OEM製造を通じて、数多くの化粧品に配合していきます。また、素材写真やエビデンスデータなどを広告や販促に活用可能な素材として、顧客に提供することも視野に入れています。これによって、プロモーション開発コストが圧縮され、更に製品本来の価値をエンドユーザーに正しく伝えることが可能になるのではないかと考えています。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社サティス製薬 広報担当 高橋夏希
TEL:03-5646-2434 
FAX:03-5646-2435
E-mail:n-takahashi@saticine-md.co.jp