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新技術を搭載したスキンケア処方【第1弾】
皮膚温度+1.1℃を60分間キープする皮膚温度上昇技術を開発2023.03.01

市場No.1の有効性を目指し、スキンケア化粧品の技術開発とOEM製造を行う株式会社サティス製薬(代表取締役社長:山崎智士、本社:埼玉県吉川市)は、新規技術搭載のスキンケアシリーズの開発に取り組んでおり、毎月1件の開発を進めております。その第1弾として、皮膚温度を1.1℃高め、その後60分間皮膚温度を維持する製剤技術を開発しました。

【背景】
■皮膚の温度をあげる必要性「皮膚温度が低いと、美容成分の浸透量も低下」
熱を加えると、固体である氷が流動性のある水に変わり、やがて拡散性の高い気体に変わるように、分子の運動性は温度で大きく変化します。美容成分も同様に、皮膚温度の影響を受けており、皮膚の温度が低下すると、美容成分の分子運動性は低下することが知られています。気温低下や加齢により皮膚の温度が下がると、角層への美容成分の浸透量や、浸透後の成分活性が低下し、スキンケアが肌に与えるパフォーマンスが落ちると考えられます。
サティス製薬はこの課題を解決するために、皮膚温度を1.1℃高め、さらに、高めた皮膚温度を60分間維持する新技術を開発しました。

【独自技術】
■皮膚温度を高めるキー成分「ヘスペリジン」
皮膚温度を高める代表的な方法としては、トウガラシのカプサイシン効果やマッサージなど、皮膚への刺激を起点として温感を付与するものがあります。一方、その方法では、肌状態や肌質によっては過度な刺激であるとも考えられます。
当社では、肌への刺激を起因としない方法として、柑橘植物に着目しました。柑橘果実の皮には、血流促進効果を持つヘスペリジンが多量に含有されており、古くから冬至の際に、無病息災や体を温める目的で、湯船に入れ使われてきた歴史があります。湯冷めすることなく、体の芯からポカポカと温まり続ける、柑橘の高い血流促進効果を、スキンケア製剤の中で引き出す技術開発に取り組みました。

■瞬間的な温感ではなく、高めた皮膚温度を60分間維持するキーテクノロジー「ヒートブースト技術」
塗布時の「瞬間的な温感」ではなく、皮膚温度が高く美容成分が浸透しやすい状態を長時間維持することが、スキンケアのパフォーマンスを上げるための重要な要素になると考えられます。当社では、柑橘由来の血流促進成分ヘスペリジンの効果を最大限に引き出す技術「ヒートブースト技術」を開発。製剤中のヘスペリジンの分配性を下げることで、ヘスペリジンが製剤から皮膚へ速やかに移行する技術を開発しました。
このヒートブースト処方により、塗布直後には皮膚温度は1.1℃上昇、さらにその後60分間、高めた皮膚温度を維持することを実現しました。

【肌への有効性】
■水溶性美容成分の浸透量は1.6倍に向上
さらに、「ヒートブースト技術」を搭載した美容液の塗布後に製剤を塗布し、その製剤の浸透性を確認する試験を実施しました。その結果、従来の導入美容液の塗布後と比べて、製剤の美容成分が1.6倍浸透していることが確認されました。このことから、本技術を搭載した製品を使用することで、スキンケア製品のパフォーマンスが向上することが期待できます。

【サティス製薬について】
■今後について
当社では、開発した新規技術について毎月プレスリリースを配信していきます。
また、本リリースで発表した技術や、その他多数の有効性エビデンスを持つ処方を基に、オリジナル商品の開発・OEM製造も承っております。化粧品を通じてユーザーの肌を理想の状態へ導きたいという想いを持つメーカー、ブランドオーナーを、OEM企業として支援してまいります。
OEMに関するお問い合わせはこちら:https://www.saticine-md.co.jp/form

■サティス製薬とは
天然由来成分を中心とした高性能スキンケア化粧品の開発・OEM製造によって、ユーザー1人ひとりが持つ肌悩みを解消し、理想の肌状態へと導くモノづくりを行っています。D2Cブランドのスタートアップ支援を得意とし、ブランド立ち上げから運営の支援までトータルサポート。独自原料の開発や、製品の有効性・安全性評価試験、物流サービス、販売サイトなど、一気通貫でブランドの事業支援を行っています。