お問い合せはこちらから

INFORMATION

お知らせ

ストレスの少ない生活が美容に有効であることを初めて実証、日本ストレス学会学術総会で発表2016.11.09

ストレスの少ない生活が美容に有効であることを初めて実証

~コルチゾル濃度と顔面シミの数との関係を約300人女性実測データで解析~

「ヒトと地球をもっと綺麗に、ずっと綺麗に」をスローガンに、植物を独特に活用した化粧品の開発とOEM製造を行う株式会社サティス製薬(代表取締役:山﨑智士、本社:埼玉県吉川市)は、女性約300人のストレスとシミの関係を定量的に解析し、ストレスの少ない生活が美容にとって有効であることを初めて実証しました。本研究成果は、2016年10月30日の第32回日本ストレス学会学術総会にて、メディプラス研究所と共同で発表しました。


目的

仕事や家事などの生活環境がストレスに与える影響については、調査検討が進んでいます。そのストレスは、肌状態に影響を与えると多くの女性が考えています。しかし、ストレスが肌状態に与える影響について、測定データを用いて検討した研究は、我々が知る限りありません。そのため、ストレスと美容との関係は、これまで実証されていませんでした。 そこでサティス製薬は、ストレスと肌状態の関係を検討し、ストレスの少ない生活が美容に与える影響について明らかにすることを目指しました。

研究成果

10~70代の女性約300名を対象に、ストレスが肌状態に与える影響について以下のように検討しました。 まず、ストレスと肌に関して女性がどう感じているかアンケート調査しました。「ストレスで肌乱れすることがよくあるか?」という設問に対し、約4割の女性が「そう思う」・「やや思う」と回答。多くの女性が、ストレスによる肌の不調を実際に感じていることが確認されました(図1)。

次に、精神的ストレス指標である唾液中のコルチゾルと、肌悩みの中で女性が高い関心を払っているシミとの関係を解析しました。すなわち、コルチゾル量と、熟練した評価者によってスコア化されたシミの目立ちとの関係を解析しました。その結果、コルチゾル量の少ない女性では、シミが有意に目立たないことが示されました。

最後に、コルチゾル量と画像解析装置によって定量化されたシミの数との関係を解析しました。その結果、コルチゾル量が少ない女性では、シミの数が統計学的に有意に少ないことが示されました(図2)。

ストレスと美容関心事の代表であるシミとの関係を定量的に明らかにしたのは、当社が知る限りでは初めてのことです。 以上のことから、ストレスと肌状態は深い関わりがあり、ストレスの少ない生活は美容に有効であることが初めて実証されました。

今後の展開

サティス製薬は、ストレスと肌状態の関係を示唆した本知見を基に、肌トラブルや老化原因の究明を目指して、引き続き研究を行ってまいります。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社サティス製薬 広報担当 高橋夏希
TEL:03- 5646-2434 
FAX: 03-5646-2435
E-mail:n-takahashi@saticine-md.co.jp