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食用花 矢車菊エキス

 
花に秘められた伝統の効能
  ~食用花 矢車菊エキス~2019.06.21

花のように美しくなりたい
メディカルハーブとして古来から利用されてきたヤグルマキク(矢車菊)
日本の花の町、南房総市の無農薬食用花から抽出した美透白原料


1. 食用花ヤグルマギクとは

キク科ヤグルマギク属 学名「Centaurea cyanus」
 学名のセントウレアの名や、園芸上は矢車草(ヤグルマソウ)として呼ばれることもありますが、ユキノシタ科の植物に同名のものがあるので区別するために矢車菊(ヤグルマギク)と呼ばれます。
 ギリシャ神話では、ケンタウロスがこの葉を用いて怪我の手当てをしたとされ、そこから「ケンタウレア・キアヌス」という学名がつきました。キアヌスは青色という意味。
 プロシア(ドイツ)にナポレオンが侵攻してきた時、ルイーズ皇后は子供達を連れてベルリンから逃れて穀物畑に隠れました。皇后は畑に咲いていたヤグルマギクの花冠をつくって王子達を慰めました。この時の王子の一人が後のウィルヘルム皇帝で、ナポレオン3世を破り、ヤグルマギクを皇室の紋章にしました。それでヤグルマギクは「カイゼル(皇帝)の花」と呼ばれるようになり、後に国花となりました。 独身者が襟元につける習慣があったので「独身者のボタン」という名前もあったそうです。栽培の歴史は古く、3000年前のエジプトのツタンカーメン王の墓からも埋葬品として発見されています。手を触れるとばらばらに壊れてしまい、記録は写真だけですが、ヤグルマギクの青い色は残っていたそうです。薬用として使われ、咳止め・美肌に利用されてきました。

食用花の産地
「花の町」として知られる南房総市千倉町で栽培された食用花です。
食用花は害虫の少ない冬季に栽培が適しており、霜が降りてしまうと栽培できないため、南房総は栽培に適した気候といえます。ミネラル豊富な海水を生かした土づくりも特徴です。


2. 有効性情報と期待される効果

 

有効性情報
・ラジカル消去※
・SOD様活性※
・チロシナーゼ阻害
・抗糖化
 

期待される効果
・抗酸化
・抗光老化
・美白
・くすみ改善
 

※Marian E et al. Farmacia. 65 6 940-6 (2017)
 A comparative study on the biologic activity of Centaurea cyanus versus calendula officinalis
 


3. 矢車菊エキスの美白作用 -in vitro-

<試験方法>
チロシナーゼ活性阻害試験:メラニン合成酵素チロシナーゼに対する阻害効果を、ドーパからドーパクロームの酵素生成物の量で測定
試験濃度:37.5, 75μg/mL

<結果と考察>
矢車菊エキスはチロシナーゼ活性を阻害しました。チロシナーゼはメラニン産生に必須の酵素です。紫外線などの影響で活性化し、色素細胞中でチロシンというアミノ酸から段階を経てメラニンになる際に作用します。シミなど色素沈着のある肌で活性化しています。


4. 矢車菊エキスの抗糖化作用

<試験方法>
アルブミンに検体溶液を添加し60℃、48時間インキュベート
試験濃度:5.25, 52.5μg/mL(αリポ酸 7ug/mL) 

<結果と考察>
矢車菊エキスは糖化タンパク質生成抑制作用を示しました。
タンパク質の糖化は終末糖化産物(Advanced Glycation End products: AGEs)の生成へと至り、皮膚へのAGEs蓄積は肌の透明感を低下させたり、しわやたるみの原因となることが分かっています。皮膚の糖化は、皮膚老化原因の3割を占めているともいわれています。


5. 製品情報

原料情報
・千葉県南房総の無農薬栽培の食用ヤグルマギク(矢車菊)の花
・表示名称:ヤグルマギク花エキス
・INCI名: CENTAUREA CYANUS FLOWER EXTRACT
・中文名称:矢车菊(CENTAUREA CYANUS)花提取物

安全性情報
・24時間閉塞パッチテスト:刺激性なし
・SIRC細胞を用いた眼刺激性試験:刺激性なし
・ROSアッセイによる光毒性試験:陰性



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